デタラメ三昧:中国の慰安婦ユネスコ資料
判明!中国が出した「慰安婦」資料・ユネスコ記憶遺産
これこそ「強制連行」「性奴隷」を否定する証拠だ
ザ・リバティ・ウェブより、抜粋・編集 2015.04.25 2015年6月号記事
中国が世界記憶遺産に登録申請している「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」資料について、幸福実現党はこのほど、反論書を作成、ユネスコに提出した。(編集部 山本慧、長華子、中原一隆)
反論ポイント
1. 中国の資料は、いずれも「慰安婦の強制連行」を示すものではない。
2. 資料には、所有者に無断で使用し虚偽申告のものもある。
3. ねつ造資料を記憶遺産登録することはユネスコの精神に反する。
《中略》
遺族に無断で提出した写真
画像1 日本軍がつくった上海の慰安所。天児都・麻生徹男著『慰安婦と医療の係わりについて』(梓書院)によれば、撮影者は麻生氏で、撮影日時は1938年2月7日。中国は出所を示さず、虚偽申告している。
画像2 中国は「慰安婦を輸送した船」と説明。しかし、「いつ」「どこで」「誰が」撮影したのかという出所は不明だ。
画像3 中国は「黒竜江省に存在した慰安所」と紹介している。しかし、この写真も「いつ」「誰が」撮影したものかは明らかではなく、慰安所とする根拠も定かではない。
中国の提出資料には、複数の慰安所の写真もあります。ところが、「いつ」「どこで」「誰が」撮影した写真であるかは不明で、さらには、所有者に無断で使用して虚偽の申告をしています。
中国が申請している写真の中で、最大の問題は上海の慰安所の写真1です。中国の説明によれば、著作権は中国の中央档案館にあると言います。
しかし、この写真を撮影したのは、当時、日本軍の軍医だった麻生徹男氏であり、その写真フィルムは現在も、娘である天児都さんが所有しています。天児さんは、「記憶遺産への登録申請を許可したことはないし、慰安婦の強制連行を示す写真でもありません。父の写真をプロパガンダに使わないでください」と訴えています。
慰問団の写真を慰安所に歪曲
さらに、慰安婦を輸送したとされる船の写真も不可解な点があります画像2。写真には、船の上に万国旗がはためき、側面には「慰」の文字(円内)。スーツを着た男性の姿が写っています。
中国が慰安婦の輸送船と主張する根拠は不明ですが、写真の様子から判断すると、この船は戦場の日本兵を"慰問"する目的で派遣された芸人などを運んだ可能性が高いです。日本兵は慰安所に通うことを「ピーヤ」などの隠語を使って忍んで行ったのに、この写真は晴れやかそのもの。「強制連行」を示すものではありません。
これは中国側が説明する「黒竜江の慰安所」の写真3も同様です。このような立派なステージがあり、椅子も整然と並べられた慰安所などが存在したはずがありません。これも歌手が歌ったり、演劇が行われた場所でしょう。
中国側は所有者の遺族に無断で、オリジナルではない写真を申請し、慰安婦とは無関係である可能性が高い写真を使っているのです。また、出所が明らかではないものは、選考基準を満たしておらず、記憶遺産になり得ません。以下略・・
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