アトピーが治った!

ケニー爺

2015年04月27日 18:13

 ボイシーサイトより、抜粋・編集2013.10.16
Mさん(40代・男性)

私は、幼いころからアレルギー体質でした。アトピー性皮膚炎や鼻炎、ぜん息など、症状を変えながらアレルギー反応を繰り返す、いわゆる「アレルギー・マーチ(アレルギーの行進)」だったのです。

幸福の科学では、病気の原因の7割は「心」にあると説かれています。医学的にも、アトピーの原因の一つは精神的なストレスとされます。

生活習慣の改善や薬でよくなっても、しばらくすると再発するのは、根本にある心に問題があるからに違いありません。
幸福の科学に入会したものの、本格的に心の修行をしてこなかった、そのツケが回ってきたのだと思いました。今度こそ自己変革して、アトピーを克服しようと心に決めました。
そう決意した直後、雑誌「ザ・リバティ」に、アトピーに関する皮膚科医の方の記事を見つけました。

「皮膚は自分と外界、とりわけ他人との境界線です。このことからも、他人に対する拒絶感が、アトピー性皮膚炎を起こし、また悪化させているように思えます」(「ザ・リバティ」1997年12月号より)
「他人への拒絶感」という言葉が、印象に残りました。

アトピーを根本から解決するため、とにかく対人関係をよくしようと思った私は、まず、明るい印象を与えるために、笑顔や明るい声のトーンを心がけました。同時に、「思い」にも気をつけました。
「自分が、自分が」という気持ちを抑え、まず、お客様の話を丁寧に伺い、理解するように心がけたのです。
「それにしても、どうして人づき合いが苦手になったんだろう」
私はさらに深く、自分自身の心を見つめていきました。

私は学生時代から、どこか斜に構えたところのある卑屈な性格でした。人の好意やほめ言葉は素直に受け取らず、批判には過剰反応してカーッと怒る。そうした傾向性があったのです。
どうして、そのような性格になったのか、自分の人生をふり返っていくと、子供の頃の記憶がよみがえってきました。
 
私の両親は子供への期待が大きく、私に小学校、中学校、高校と、偏差値の高い学校を受験をさせました。しかし、ことごとく失敗――。

その時に心に刻まれた劣等感を、私はずっと引きずり、これ以上、傷つけられたくないと、他人に心を閉ざしていたのです。これこそ、問題の「根っこ」でした。

これまでの人生を前後際断(ぜんごさいだん)し、まったく新しい自分に生まれ変わろうと決意した私は、35歳の時、総本山・正心館(しょうしんかん)で「起死回生の秘法」を受けました。
導師が経文(きょうもん)を読み上げると、仏の慈悲が胸にしみ入ってきました。そして、自分もまた、仏の子として光り輝く存在であることに、気づくことができたのです。
劣等感から解き放たれ、100%の安心感を得た瞬間でした。

もう人の目を気にしたり、人と比べたりするのはやめよう。自分自身の成長を大事にしようと、私は心から誓ったのです。
そのような心の変革をしてから今日まで、以前のようなアトピーは一度も発症していません。

アトピーの克服を通して、「心には病を治す力がある」ということを、身をもって体験することができました。
この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第152号より転載し、編集を加えたものです。




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