首都から、まずは消えていただく!
「押しつけられた憲法を愛している以上、滅びていくしかない」
里村 今までの日本の総理大臣のなかで、安倍総理は、比較的、戦後の悪しき風潮をなくそうと、いちおう努力しているほうではあります。これについては、どうご覧になりますか。
神霊 国民が、「奴隷」を望んでいる以上、どうにもなるまい。
里村 例えば、今の憲法は、まさに、天皇の「人間宣言」とともに押しつけられた憲法ですが、「日本人がこういうものを持っている以上は駄目だ」ということもあるわけですね?
神霊 勝った国が、負けた国の憲法を変える。それが憲法の意味だ。 だから、国民が押しつけられた憲法を愛している以上、滅びていくしかないだろう。
今の日本に見る「文明の終わりを予告するもの」とは
里村 「日本人は、正義を失った」とおっしゃいましたが、あなた様から見て、「ここがいちばん悪い」というところを、例えば、今、世の中で起きていることと重ね合わせると、どのようなことになるのでしょうか。
神霊 天皇の「人間宣言」。以後の歴史。アメリカの邪悪性の糾弾ができていないこと。平和、という言葉が侵略主義と結びつき、邪悪なるものを支えていること。 「正義」が、この国から失われていること。 「信仰」が失われていること。 すべて、「文明の終わりを予告するもの」だと思われます。
里村 はい。今、天皇の「人間宣言」というお話が出ましたけれども、あなた様は、戦後、この地上で、「そうしたものを変えよう」ということで、動かれたことはございますか。
神霊 だからね、明治維新が終わったんだよ。そして、次の時代が来ない。
里村 はい。それは、もう日本の歴史の終わりです。
神霊 歴史の終わりだ。だから、終わらせてあげよう。 今、「日本という国が存続するための条件」がなくなっている
里村 しかし、あなた様は、決して、それを望んではおられませんでしたよね?
神霊 いいや。あるがままに。世の中のあるがままに、この地球は姿を変え、日本も姿を変える。その上を支配する者も変わる。 望ましいとは思っていない。おまえたちが引き寄せているのだから。
里村 はい。
天雲 では、本当に望ましい理想の状態とは、どのようなものだとお考えになっているのでしょうか。
神霊 (約五秒間の沈黙)「日本という国が存続するための条件」が必要だ。それが、ない。
里村 はい。
天雲 その条件とは、先ほど教えていただいた「信仰心」や「正義」のような価値観のところでしょうか。
神霊 (約五秒間の沈黙)もう、要らない。この国も、この国民も、もう要らない。 だから、首都から、まずは消えていただく。
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