高須のこれはNo!安保賛成デモに参加もテレ朝は・・

ケニー爺

2015年11月17日 18:07




【写真】北信濃・信濃町のクラッシック・カー

中国からの圧迫にこそ目を向けるべきだ 
【Yes!高須のこれはNo!だぜ】
Zakzak夕刊フジより 2015.11.12
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151112/dms1511121719010-n1.htm

  前回に引き続き、安全保障関連法案について話しておこう。
前提として、ボクは今回の安保関連法案に大賛成なんだ。

 「SEALDs(シールズ)」など法案反対派の皆さんは、「米軍の手助けをすると戦争に巻き込まれる」と主張しているけど、むしろ日本が現実的な問題として真剣に向き合った方がいいのは、中国からの圧迫だよ。排他的経済水域に船が入ってきたり、南シナ海に滑走路のついた人工島を造成しているんだからね。このことを何とも思わないのかな?

 米国との関係強化を図ることは、それだけで価値があることだよ。日本と米国にはこれまでも日米安全保障条約があったわけだけど、より強固な関係を築いていこうというのが、今回の法案の趣旨。終戦直後は米国の子分のような存在でしかなかった日本が、より対等に近い兄弟分のような関係になるんだ。

 外からの圧迫にお互いに助け合って対抗する、いわば義兄弟のような関係だ。ボクとしては、大いに“Yes”だね。

 「子供を戦争に行かせたくない」「徴兵制になる」と反対派は主張しているけど、安倍晋三首相は「戦争する」とも「徴兵制を導入する」とも一言も言っていないよ。そもそも米国が志願兵制なのに、なぜ日本だけが徴兵制になるの?

 国会で採決が行われたとき、野党は「強行採決だ」と叫んでいたよね。でも200時間を超える審議の末に多数決で通ったことは強行採決なんて言わないよ。議会制民主主義は多数決が基本だし、われわれ国民が信任した国会議員がさんざん議論した上で決まったわけだからね。

にもかかわらず反対派は「安保反対こそ国民の声だ」と声高に主張する。ボクにはそれこそ“強行”に見えるね。来年に参院議員選挙があるのだから、その声は投票で届ければいいよ。

 別にデモを行うこと自体に“No”を言うつもりはないんだ。先月、石田純一くんが反対派のデモに参加して「戦争は文化ではありません」と演説していたけど、こうした意見の表明は個人の権利として尊重されるべきだと思うよ。意外ではあったけどね。ただ現実は見なきゃいけない。

 ボクは1960年代の安保闘争も知ってるけど、それに比べたら、いまの反対派デモは全然お粗末だよ。東大の安田講堂事件なんかもあったけど、当時の雰囲気にはすごみがあったね。

 実は、ボクも今年8月に都内で行われた安保法案賛成デモに参加したんだ。でもテレビ朝日はまったく報じてくれなかったね。「安保賛成」と主張すると、ネット上で「極右だ!」とか言われちゃうから気を使ってくれたのかもしれないけど、冷たいよ。当時「報道ステーション」の番組スポンサーだったのに!

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