D・カーネギー夫人のあげまん力

ケニー爺

2015年11月22日 06:04

 今日、11月22日は「いい夫婦」の日だそうです。
今年の理想夫婦「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」は、馳浩・高見恭子夫妻と藤井隆・乙葉夫妻とのこと。
良好な夫婦関係を持続させるには、まず当然「愛」がありますよね。そして「重い槍」ではなく「思いやり」と「感謝」とのこと。あと「許し」そして「信じきる」また、潤滑油としての「笑い」も不可欠でしょうかね~。
・・えっ?オレには関係ね~やって、それじゃだめじゃん、春風亭昇太さ~ん(爆)
ザ・リバティ・ウェブ・これだけ知っトクNews(11月21日版)より


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「人を成功させるおもしろさ」を伝えた D・カーネギー夫人
ザ・リバティ・ウェブより、有料記事の為大幅抜粋・編集2015.01.29

著作『人を動かす』『道は開ける』で有名な、デール・カーネギー。その妻のドロシーは、もともとカーネギーの秘書であり、彼を支え続けた。成功者の影に「あげまん」あり。
ドロシーは、成功する妻が心がける基本原則を見出し、『夫を成功させる法』『ビジネスマンの妻が読む本』などの著作を出版した。

(1)夫が仕事で大変な時は夫を第一に考える
夫カーネギーが著作の執筆に熱中していた数年の間、夫婦はめったに話すこともなく、一緒に出かけることもなかったという。
ドロシーは、過密スケジュールに耐えられるよう、消化の良いメニューは何かを考え、きちんと食事や睡眠がとれているかどうかに気を配ったのだ。

そしてドロシーは、「独りぼっちで寂しい」と不安や不満を膨らませる代わりに、友人に会ったり、趣味の幅を広げたりした。自分で苦しみを作らないで、自家発電するよう努めたのだ。カーネギーが数年の執筆を終えた後、二人はまた一緒に過ごせるようになった。

(2)夫の短所を補い、長所を活かす
カーネギー本人は、人の顔と名前を覚えるのが得意ではなかったという。
そこで、ドロシーは前もって会う人の名前を下調べして、カーネギーと一緒にその人に会った時のリハーサルをしていた。そうしたサポートがあって、カーネギーは相手の名前を呼ぶことができ、相手にもとても喜ばれて、楽しく会話を続けることができた。

仕事ができて誠実なのに、初対面の人と話すのが苦手な男性もいるだろう。こんな時も、「妻が夫の得意な分野の話題を提示すれば、自然と会話の輪に入れるようになる」とドロシーは語っている。夫の短所を非難する代わりに、妻が自然とそれを補い、夫の長所が活きる方法を考えていくことの大切さが分かる。

(3)夫をより良く支えるため、自己研鑚や社会貢献をする
ドロシーは、自著『ビジネスマンの妻が読む本』を、子供が昼寝している二時間などを積み重ねて書き上げたという。資料や本は美容室の席や化粧台でメイクを落とす間に読むなど、スキマ時間を大切にしていた。彼女は読者に、一週間のうち、自分がどのように時間を使ったかを記録して、ムダにしている時間、使える時間を見つけることを勧めている。

普通なら一日の大半を一人で過ごす主婦が、時間を生み出し、趣味の活動や慈善活動などを通して社会との接点を持つと、夫にとってもプラスになるという。生活の愚痴や不平不満に陥ってしまいがちな夫との会話も、妻が自己研鑽を重ねていれば豊かで実り多いものになるし、夫婦が互いに新しい世界を知ることができて高め合うことができる。妻も成長することで、成功していく夫をより良い形で支えられるのだ。

ドロシーの姿勢からは、「夫のために犠牲になる」という悲壮感ではなく、誰かに成功してもらうことがいかにおもしろく、楽しいことであるか、ということが伝わってくる。「女性の幸福とは何か」が揺らいでいる今の時代だからこそ、参考にできる点があるだろう。(晴)

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