ガン克服に必要な「自分に対する許し」
理想家で、あまりにも完璧を求めすぎると、自己処罰の観念が非常に強くなって病気になります。
ガンになる人や自殺する人には、こういうタイプがわりに多いのです。
そういう人は、自分を、自分だけのものと思わず、「預かりものなのだ」と思って、大事にしなくてはいけません。
たとえば、世界には70億人以上の人間が生きています。
その全員が完璧に生きているでしょうか。
そうではないでしょう。犯罪を犯したり失敗したりしながら、みな生きています。
そして、「よしよし」と思って、人間を育み、そのあり方を我慢している存在があるのです。
「自分の気持ちだけで、すべてを規定してしまうのは、尊大なことなのだ」ということを知らなければいけません。
そういう意味で、自分に対する許しが必要なのです。大川隆法
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