【新刊】自滅する北朝鮮・キムイルソンの霊言
里村 《略》要するに、「日本」と「ロシア」と「アメリカ」、つまり、プーチンとトランプとのトライアングルの関係というものが、やはり一つの大きな懸念であるわけですね?
《中略》
金日成 国が動き始めると怖いし、日本のマスコミも、外圧にちょっと弱いからねえ。ほんと、急に震え上がるんじゃないかねえ、「米軍基地全部、引き揚げるぞ」と言われたらさあ。 里村 いや、大変なことですよ。アメリカの……。
金日成 「なんで、アメリカが北朝鮮と核戦争しなきゃいけないわけよ。日本がやれよ。日本は自分のリスクでやれ」って言われたらねえ、それは困るっしょ? 里村 だから、大変なことが起きてるんですよ。アメリカの大統領候補が、「日本が米軍の駐留費を全額持て。嫌なら、自分たちで護れ」と。あるいは、「日本も核装備をしたら?」と。こんなことを言う時代になるというのは、どうですか。主席は想像がつきますか。
金日成 いや、まあ、彼(ドナルド・トランプ)は頭はいいよ。 里村 ほおお。
金日成 確かに頭がいいと思うよ。だから、「アメリカが戦争して、敗戦国だった国を護ってやってたのは、四十年ぐらい前で終わった」と言ってるんでしょ? 里村 ええ。
金日成 要するに、「四十年前の考えだ」と。「これだけ世界のトップレベルまで発展した国は、自分の国のことぐらい自分でやれよ」と。 里村 うんうん。
金日成 こんなの当たり前のことだよなあ。「ほかの会社の借金を払わないかん理由はない」っていう感じか、「ほかの会社の警備を、うちから警備員を雇って送る必要はない」と。まあ、そういう考えは、当たり前のことだから。「当たり前の国」にしようと言ってるわけでしょ? それに対して、日本のマスコミと日本の反戦平和団体と民進党は、「日本が普通の国になったら困る」と、こうおっしゃっているわけなんでしょ? 里村 そうなんです。
金日成 韓国も、そう言ってるわけでしょ。「日本が普通の国になったら困る」と。 加藤 ただ、主席もご存じのように、日本の国論というのは、確かに、なかなか変わらない面もあるのですが、一方、「変わるときは早い」ですから。変わるときは、一気に自主防衛強化路線に入っていくこともあると思うんですね。
金日成 さあ、どうかなあ? まあ、知らんけど。 いやあ、だからね、北朝鮮はねえ、君らとだったら交渉してもいいなあと思うんだ。 加藤 (苦笑)
金日成 だから、君らと交渉してパイプを開ければ……。」
《中略》
金日成 だから、まあ、ここと、一回、手を結んどかないといけないとは思ってるんだけどな。 《中略》
金日成 いや、君らがねえ、われわれと話し合うっていうかね、対等に話し合って、未来のために命を捧げたいっていう気持ちを持ってるんだったら……。いや、そういう志のある団体だと思ってるから。 だったらさ、拉致した被害者は、まあ、二百人はいるよ、少なくともな。うん、もっといるかもしれない。 里村 ほう。
金日成 もう、全部返すよ、うん。 里村 全部返す?
金日成 だから、君(加藤)が連れて帰れる。これはねえ、もう、テレビでクローズアップされるよ。君が連れて、二百人ぐらい、ゾロゾロゾロゾロと。それを君が主導するわけだ。一国の首相ができないことをねえ。幸福実現党の幹事長が特別機で連れてきて、二百人ぐらい、ゾロゾロッと降りてくる。 これはねえ、もう、効き目抜群よ。「日本は、もう、政党政治は終わった」ということだな。
あとがき
年初の水爆実験(公称)や弾道ミサイル発射実験に続いて、北朝鮮のアメリカ、韓国、日本に対する挑発は続いている。 三代目金正恩の体制は、終わりが近づいている。内部的にいかに権威づけしようとも、余命は尽きようとしている。日本が国防体制を強化し、ロシアを友邦として取り込むことに成功すれば、そして、中国の世界帝国戦略が破綻すれば、北朝鮮は自滅する。 私たちは、金正恩体制崩壊後のニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)を考えている。 それは、全体主義国家・中国の民主化とも連動していくことになるだろう。 私の救世主としての使命の一部が実現する日が近づいていることを感じている。 2016年 5月17日 大川隆法」
【新刊】北朝鮮 崩壊へのカウントダウン 初代国家主席・金日成の霊言 より
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