2019年10月21日
【魂の器を広げる】
心の発展のなかで、私は希望と勇気ということをあげましたが、これでもたらされるものは、魂の器が大きくなるということであり、みなさん自身の魂のよき影響力、感化力が増えてゆくということであり、魂の足腰が強くなってゆくということでもあります。
単なる現状維持の自分の「悩みさえなければよい」という思いから離れて、さらに荒々しい環境のなかで、そのダイナミックスのなかで、力強く希望に満ちて生きてゆくことによって魂をさらに発展させ、そのことによって、自分も大いなるよろこびを得、また、多くの人びとをもよろこびの道に率いてゆくことができるわけです。
『悟りに到る道』 P.155より
2019年03月24日
2019年02月17日
「LGBT」同性婚を考えてみた

各宗教界は「同性愛」「LGBT」をどう受け止めているの?より抜粋
2019.02.08
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15387
イエス・キリストの霊言
「人にはそれぞれ考え方の違いや、趣味・趣向の違いは否定できないものがある。同性愛自体を完全に禁じられるかというと、難しい面はある」
「同性愛を、法解釈的に、キリスト教の教えのなかで吸収するとしたら、『隣人愛の考えのなかには、男女の区別はない』というところに求めるべきであろうと思いますね」
教義上は同性愛に否定的でも、個人の性的指向は尊重し、「同性愛も隣人愛のひとつ」という寛容な姿勢を示していました。
イスラム教:同性愛は厳格に禁止 死刑になる国も
コーランでは、「同性愛は罰されるべき」としているといいます。ムハンマドやアリーが同性愛者を処刑したハーディス(伝承)に基づくイスラム法を国法としている国もあり、一部の国では、同性愛が重罪になります。
例えば、アラブ首長国連邦(UAE)では最高でむち打ちと懲役5年の刑、イランやナイジェリアなどでは死刑になる場合すらあります。
マレーシアでも、同性愛行為は最長で懲役20年の刑が科せられる重罪です。しかし、人権活動家などがこうした刑罰を「非人間的」だと非難するなど、揺り戻しも起きています
仏教:同性愛を戒めているが、比較的寛容
チベット仏教は、同性愛自体は禁じてはいませんが、行為は戒めています。
国民の95%が厳格な小乗仏教を信仰するタイでは、同性愛者や性転換をする人が非常に多いです。
大川総裁『比較宗教学から観た「幸福の科学」学・入門』より
「『異性を罪悪視する考え方』をとると、同性愛者が増える傾向があるのです。要するに、異性を罪悪視すれば、『同性だったら罪にならない』ということで、同性愛が流行ってくるわけです」
仏教では「道はずれな情欲を起こすべきではない」という「不邪淫戒」があり、男女関係が厳しく戒められているために、同性愛に走る仏教徒が少なからずいると言われています。
日本神道:家族制度の崩壊、国家滅亡を危惧
大川総裁・天照大神の未来記より
「それは、『家族を崩壊させようとするものが、国の法律として通ろうとしている、あるいは、憲法として通ろうとしている』ということですので、家族の維持ができない社会制度を推進する国家は、滅亡に至ります」
同性愛者が増え、従来の家族制度が崩壊すれば、国家の滅亡につながるという危機感がうかがえます。
ユダヤ教:『旧約聖書』で同性愛は罪
キリスト教と同じく、『旧約聖書』は快楽的な生き方を許していないため、同性愛を禁止されています。子孫を残すという目的を重視する考え方が強い。
ヒンドゥー教:罰則・カースト追放も
ヒンドゥー教でも同性愛は罰則の対象。罰金やカーストの追放などの処置。
インドでは昨年9月、最高裁判所が同性同士の性行為を違法としない判決を下しました。インドも現代的に変わってきています。
ゾロアスター教:同性愛は認めていない
ロックバンド「クイーン」のボーカルで、最近のヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」のモデルでもあるフレディ・マーキュリーは、有名なゾロアスター教徒で、同性愛者でした。ゾロアスター教は同性愛に寛容かと思いきや、実は教義では同性愛は認められていません。
権利は認めてもブームにすべきではない
幸福の科学の同性愛についての見解
大川総裁・講演『未来への希望』より
LGBTなどの「少数者の権利は守られるべき」と前置きし、
「ただ、この地球では、基本的に女性と男性は分かれて生まれることによって、相対的に性を持つことによって、人生経験を豊富にするという目的を与えられておりますので、基本は、そういう考え方なのだということは申し上げておきたいと思います。例外はあるかもしれませんけれども、例外の方が当たり前で、そちらの方がブームなのだというかたちで、あまり後押しが強すぎるのは問題があるのではないかと思います」
幸福の科学は、人間の本質は肉体ではなく魂であり、あの世からこの世に何度も生まれ変わって魂を磨いている存在だと教えています。
その転生輪廻の過程で、男性として生まれることもあれば、女性として生まれることもあります。どの性で生まれるかも人生計画の一つであり、自分の魂経験に必要な環境を自分で決めて生まれてきています。
過去世は男性だった魂が今回の転生では女性として生きることで、違和感を覚えることもあるかもしれませんが、それぞれ、持って生まれた性を受け入れて、果たすべき役割を果たすことを神は期待していると言えるでしょう。
「今回の人生、自分はどのような経験を積み、どんな役割を果たすべきなのか」という視点が大切なのではないでしょうか。(小林真由美)
知っておきたい LGBT 7つの知識、より抜粋
2018.06.29
https://the-liberty.com/article.php?pageId=4&item_id=14591
知っておきたい 5
問題を解くカギは転生輪廻?
なぜ、自分の性別に悩む人が一定数いるのか。「DNAが性別を決定づける」という現代の考え方だけでは測れないものがある。
世界の宗教で伝えられる″魂"の存在こそが、LGBTを理解するカギとなる。
人間の本質は魂であり、永遠の生命を持って、この世とあの世を何度も転生輪廻しているとしたら―。時代や環境、そして性別までも変えて生まれてくるなら、心と体の性が違ったり、同性を好きになったりする理由も納得できるのではないだろうか。
幸福の科学の霊査によると、転生の中で男性に生まれたことが多ければ男性の意識を、女性で生まれたことが多いと女性の意識を持つことが多く、男女を交互に生まれ変わることもある。
性別は、その転生で学びたいことや果たしたい使命によって、自分で選んでくることが多い。そのようにして、人は転生の過程でさまざまな経験を積むことで、魂を磨いているのだ。
前出の自分の性に違和感を覚えている女子大学生は、この霊的真実を知り、納得したという。
「体が女性なのに心が男性という感覚が本当につらく、家族や友人にも言えず希望が見えませんでした。女子の集団が苦手で、中学校から不登校にもなってしまって。でも、"人間の本質は魂"という考え方を知って、私の中には男性の魂が存在すると確信し、初めて納得できました。そして、この霊的人生観を学んだことで、女性の魂も私の中にいると感じるようになったんです。今は性別にとらわれるような意識は薄まり、そんな自分を受け入れることができています」
知っておきたい 6
性別の選択も含め全ては魂を磨く修行
性別は自分で選んで生まれてくることが多いが、前世の"カルマ"の刈り取りの観点で性別が決まるケースも存在する。
大川隆法・幸福の科学総裁が、心と体の性の不一致で悩む女性のリーディングを行った際、前々世は明治維新の志士の一人で、過激派として名を馳せたため、前世では"休息"として、あえて女性として生まれたことが判明した。
さらに今世も女性で生まれたほうが有利と判断したものの、性別への違和感が抑えきれなかったという。
本人の意にそぐわない性別に生まれることがあっても、その性別で人生修行を送るようにという「神仕組み」と言える。
前出の、L(レズビアン)と自覚するニューヨークの20代女性は、魂や転生輪廻について知り、自分の過去世について考えたという。
「私は前世、シスターとして結婚もせず一生を神に捧げたのかもしれません。その時に、女性ばかりの環境で同性に恋愛感情を抱きながらも、信仰を理由に押し殺していた。それが今、表れているのかもしれないと感じるんです。LGBTであることにも必ず理由があると思うので、そうした悩みを抱える人は、あまり自分を責めないでほしいです」
性の多様化は、魂や転生輪廻という視点から見ると、決しておかしなことではない。しかし、「心は違う性別だから」と、ただ開き直るのではなく、今世の性別を受け入れて生きようとすることも大切だ。
知っておきたい 7
より使命が果たせる性別を選んでくる
幸福の科学の霊査によれば、イギリス初の女性首相であるマーガレット・サッチャーは、女性の社会的地位の向上のために、男性リーダーとして人々を導いた過去世を持ちながら、あえて女性として生まれ、政治家としてイギリスを立て直した。
性別の決定には、その人生で果たすべき使命も大きく関わることが多い。
前出の女子大学生は、最後にこう話してくれた。
「LGBTの人はつらさを乗り越えようと肉体を変えたり、権利のために訴えを続けたりしている方も多いと思います。それも必要なことかもしれませんが、体や環境を変えるだけでは、過去までは変えられません。私も以前は、自分の苦しみにばかり目を向けていました。
でも『この性別で生まれてきたことも、必ず意味があるはず』と思えるようになったら、周囲から与えられていることに目が行くようになり、今は生きていてよかったと心から感じています。
今後は同じ苦しみを持つ方に霊的真実を伝え、前向きになっていただけるような活動をしたいです」
権利や生きやすさを守るための制度を整えることは大切だろう。同時に、自分が今世、この性別で学ぼうと決めてきたことや使命に思いを馳せることも、多様な価値観を理解するために必要ではないだろうか。
人は男性にも女性にも生まれ変わる
片方の性で転生をくり返す魂もいるが、男女両方を経験することも多い。例えば、前世や前々世で女性として生まれ、今世は男性として生まれてきた場合、女性の意識が強く、男という性に違和感を感じることもある。
リーディングの"その後"レポート
女性で生まれてきたのは、強みを輝かせるためでした
「心と体の性の不一致」の事例として遠隔リーディングを受けたAさんに、考え方の変化などを聞いた。
「『なぜ女性で生まれたんだろう』『男ならもっと仕事もできるのに』という思いがずっと心にありました。しかしリーディングで、私の中の男性的な、熱く情熱的な魂を押し殺す必要はなく、それを大切にしながらも、今世は女性として生きることで生まれる"徳"を育んでいきなさい、という神仏の慈悲の深さに感謝があふれました。
女性で生まれたことは、自分の強みを輝かせる道だったのです。神仏が愛してくださっている個性を私も愛し、育んでいこうと決意しています」
2018年06月11日
2017年07月06日
【体験談】悪霊の憑依
悪霊は、反省により感謝の気持ちが満ちてきて、ポロポロ涙すると、「やめろ~!もうこんなところにいられない、アバヨ!」と言って去って行く時に、バリッという感覚と共に、体が軽くなり、頭痛が嘘のように消えていくようですね~。でも、波長同通の法則で、また前と同じように考え、行動してしまいますといつの間にやら、悪霊が忍び込むようですから、心を変えないといけないようですね~。
悪霊の憑依【体験談】
2017.06.30 | 体験談, 奇跡体験
ハッピーサイエンス・サイトより
霊が視え、声が聴こえる苦しみから立ち直った
https://happy-science.jp/info/2017/26844/
もともと霊が視(み)える体質だったJさんは、離婚問題をきっかけに、心身ともに霊に苦しめられる状態に陥ってしまいました。お祓(はら)いをしてもラクになるのはその場限り。しかし、幸福の科学の仏法真理を学び、悪霊を呼び寄せていた「自分の心」を変えたことで、悪霊の影響から自由になることができたのです。
(Jさん/女性/月刊「幸福の科学」第225号より転載・編集
体験談悪霊の憑依をはずした「感謝の心」
「死ね」というささやき
理解者が欲しい
自分をコントロールできない
母の愛を求めていた自分
母への感謝で悪霊が取れた
再出発
~~~~~~~~~~~~
悪霊が寄ってきやすい原因
『神秘の法』(大川隆法 著/幸福の科学出版)より抜粋
http://amzn.asia/7yRBjTy
「暗い心」が地獄霊を引き寄せる
心は、はっきり言えば、電磁石のようなものです。みなさんは、その心から出ている波長、調べによって、霊界のいろいろなものと交流し、互いに影響を与え合っています。
それでは、主として、どういう心がいけないのでしょうか。
それは、たとえば妬みの心です。人に対して妬む心です。
それから、愚痴や不平不満を言う心です。
また、人を罵り、罵倒したり、傷つけたりする悪い言葉が延々と出るような心です。
あるいは、ひがむ心です。
そして、被害妄想です。霊障になりやすい人には、基本的に、被害妄想の人が多いのです。「自分は、いつも、いじめられている。被害を受けている。損をしている」と思うわけです。
その被害妄想とセットになっているのは、「あの人が悪い」「周りが悪い」と、ほかの人のせいにする心です。とにかく、悪い現実について、自分の責任としないで、必ず、ほかの人などのせいにします。こういう、「自分には、一切、責任はないのだ」とする傾向が強い人のところには、やはり地獄霊が来やすいのです。
さらには、怒る心です。誰しも、たまには怒りも出るでしょうが、いつも怒ってばかりいる人は、だいたい地獄界と通じてきます。怒る癖がある人、理不尽な怒り方をする人のところには、地獄霊が来るでしょう。
また、その逆に、自己意識、自己認識、自己評価が非常に低くて、「自分なんか、だめなのだ。ほんとうに人間のくずなのだ。もう、どうしようもないのだ。生まれてこないほうがよかったのだ」というようなことを言っている人にも、やはり地獄霊が寄ってきます。
※憑依について、詳しくはこちらの記事もお読みください。
どうすれば憑依霊を祓えますか?【霊的世界のほんとうの話】
https://happy-science.jp/info/2016/20856/
http://amzn.asia/05GbtXq
2016年02月07日
悩み相談・夫との老後に不安を感じる
アー・ユー・ハッピーサイトより、抜粋・編集
http://www.are-you-happy.com/article_consultation/5094

心のお悩み診療所
夫が定年退職し、生活が一変しました。今まではお友達と会ったり、趣味の習い事をしたりと気ままな生活を謳歌していましたが、最近はどこへ行くにも夫が「俺も……」とついてきます。仕事人間だった夫は特に趣味もなく、友人も少ないようです。なるべく夫の気持ちに沿いたいのですが、このごろは買う物や交友関係への干渉まで始まり、うんざりしています。夫には40年近く連れ添い、養ってくれたことを感謝していますし、もちろん愛していますが、これからずっとこんな生活が続くかと思うと、暗澹とした気持ちになります。(62歳・女性・主婦)
定年退職後の夫はまるで、濡れ落ち葉
もう30年以上も前でしょうか、夫が定年退職になって家でゴロゴロしていて困るという状態を、当時の私の会社の同僚が、濡れ落ち葉、と名付け、一躍全国的に有名になったことがあります。濡れた落ち葉のように、くっついて離れなくて困るというわけです。あなたの悩みは、シニア女性にとって、昔からある悩みであるわけです。
しかし、そんなご主人を突き放せばいいというわけではないでしょう。確かに困ったことですが、あなたがこれまで趣味や習い事など、気ままな生活、を送ってこられたのも、ご主人が働いてくれたお陰であることは間違いありません。ですからご主人に感謝しつつ、今度はあなたが「お返し」をする番です。
ご主人を自立させる
お返しといっても、もちろん「ご主人に代わって、あなたが働く番だ」といっているわけではありません。習い事などをしている、賢いあなたなら、会社人間であったご主人とはひと味違った知恵があるはず。それはまず、ご主人に自立することを教えて差し上げることです。
シニア世代には「きょういく」と「きょうよう」が必要だ、と言う人がいます。「きょういく」とは、今日行くところがある、「きょうよう」とは、今日用事がある、という意味ですが、これがないから、家でゴロゴロとなるわけです。ですから、「きょういく」と「きょうよう」の大切さを語って、ご主人の自立をさりげなく勧めることです。「しかし、どこへ行けばいいんだ」とご主人が言ったら、「しめた」と思わなければなりません。
これまでの人生を振り返る
あなたが幸福の科学の信仰に出会っている方ならば、次のことをご主人に話してみてはいかがでしょうか。「あなたはこれまで私の言うこと、上の空で聞いてきたと思うけれど、あの世はあるのよ。天国もあれば地獄もあるのよ」「これまで一生懸命働いてきたのは、とってもすばらしく、またありがたいことだけれど、ここで一度、自分の人生をじっくり振り返ってみては?」「天国に還るためには、これはとても大切なことなの」――こう言って、幸福の科学の書籍を勧めたり、全国各地にある支部や精舎に一緒に足を運び、この世とあの世を幸福に生きるための方法をお伝えしてあげればいいと思います。
エイジレスな生涯現役人生を切り拓く
幸福の科学では、誰もが一生に一度は徹底的な生涯反省が必要と教えています。仕事人間の方であればあるほど、これまで宗教や信仰といったものに縁がなかったでしょうから、定年を機にそうしたものに触れることは極めて大切です。
あなたの優しいひと言がご主人の心を動かしたなら、気ままな生活を謳歌してきたあなたも一緒に、精舎や、私どもが運営する「シニア・プラン21」で、これまでの人生を振り返る機会を設けてみてはいかがでしょうか。そこで味わう魂の新生、再生によって、きっとおふたりの第二の人生、エイジレスな新たな生涯現役人生を拓いていけると思います。
お答えは・・・
幸福の科学シニア事業室・森香樹室長
http://www.are-you-happy.com/article_consultation/5094

心のお悩み診療所
夫が定年退職し、生活が一変しました。今まではお友達と会ったり、趣味の習い事をしたりと気ままな生活を謳歌していましたが、最近はどこへ行くにも夫が「俺も……」とついてきます。仕事人間だった夫は特に趣味もなく、友人も少ないようです。なるべく夫の気持ちに沿いたいのですが、このごろは買う物や交友関係への干渉まで始まり、うんざりしています。夫には40年近く連れ添い、養ってくれたことを感謝していますし、もちろん愛していますが、これからずっとこんな生活が続くかと思うと、暗澹とした気持ちになります。(62歳・女性・主婦)
定年退職後の夫はまるで、濡れ落ち葉
もう30年以上も前でしょうか、夫が定年退職になって家でゴロゴロしていて困るという状態を、当時の私の会社の同僚が、濡れ落ち葉、と名付け、一躍全国的に有名になったことがあります。濡れた落ち葉のように、くっついて離れなくて困るというわけです。あなたの悩みは、シニア女性にとって、昔からある悩みであるわけです。
しかし、そんなご主人を突き放せばいいというわけではないでしょう。確かに困ったことですが、あなたがこれまで趣味や習い事など、気ままな生活、を送ってこられたのも、ご主人が働いてくれたお陰であることは間違いありません。ですからご主人に感謝しつつ、今度はあなたが「お返し」をする番です。
ご主人を自立させる
お返しといっても、もちろん「ご主人に代わって、あなたが働く番だ」といっているわけではありません。習い事などをしている、賢いあなたなら、会社人間であったご主人とはひと味違った知恵があるはず。それはまず、ご主人に自立することを教えて差し上げることです。
シニア世代には「きょういく」と「きょうよう」が必要だ、と言う人がいます。「きょういく」とは、今日行くところがある、「きょうよう」とは、今日用事がある、という意味ですが、これがないから、家でゴロゴロとなるわけです。ですから、「きょういく」と「きょうよう」の大切さを語って、ご主人の自立をさりげなく勧めることです。「しかし、どこへ行けばいいんだ」とご主人が言ったら、「しめた」と思わなければなりません。
これまでの人生を振り返る
あなたが幸福の科学の信仰に出会っている方ならば、次のことをご主人に話してみてはいかがでしょうか。「あなたはこれまで私の言うこと、上の空で聞いてきたと思うけれど、あの世はあるのよ。天国もあれば地獄もあるのよ」「これまで一生懸命働いてきたのは、とってもすばらしく、またありがたいことだけれど、ここで一度、自分の人生をじっくり振り返ってみては?」「天国に還るためには、これはとても大切なことなの」――こう言って、幸福の科学の書籍を勧めたり、全国各地にある支部や精舎に一緒に足を運び、この世とあの世を幸福に生きるための方法をお伝えしてあげればいいと思います。
エイジレスな生涯現役人生を切り拓く
幸福の科学では、誰もが一生に一度は徹底的な生涯反省が必要と教えています。仕事人間の方であればあるほど、これまで宗教や信仰といったものに縁がなかったでしょうから、定年を機にそうしたものに触れることは極めて大切です。
あなたの優しいひと言がご主人の心を動かしたなら、気ままな生活を謳歌してきたあなたも一緒に、精舎や、私どもが運営する「シニア・プラン21」で、これまでの人生を振り返る機会を設けてみてはいかがでしょうか。そこで味わう魂の新生、再生によって、きっとおふたりの第二の人生、エイジレスな新たな生涯現役人生を拓いていけると思います。
お答えは・・・
幸福の科学シニア事業室・森香樹室長
2015年06月21日
これで解決!不倫問題

夫(38歳)とは友人の紹介で出会い、約4年間の交際と1年間の同棲生活を経て結婚をしました。現在、結婚3年目になります。私はバリバリと仕事をしたいので、今のところ子供は望んでいません。夫は会社員で共働きをしていますが、私のほうが給料が多く、実際に家計を支えているのは私。夫は、家事は私任せであまり手伝ってくれず、お互いの休みも異なるため、すれ違いぎみの状況です。最近は、女性としても見られていないんじゃないかとも感じています。そんな中、つい先日、職場の上司から不倫を持ちかけられました。お互いの家庭は壊さない約束で、だめだとわかっていつつも、寂しいという思いから関係を承諾してしまいました。しかし、夫のことも愛しているので良心が痛みます。不倫が会社にバレたら職を失う可能性もあるため、リスクは承知ですが、上司を好きになってしまったので、どうしたらいいかわかりません。(30歳・女性・既婚・会社員)
理性的に判断しよう
普通、不倫する男性は「妻とはうまくいっていない。別れるつもりだ」などとごまかして誘うのが定番だと思うのですが、あなたは「互いの家庭は壊さない約束」と言われたとのこと。この意味を直視してください。「遊びだ」と言われたのです。愛されてなどいないのです。あなたも非日常的な話に酔い、上司を好きになったと勘違いしているだけではないですか?
心は磁石のように「引き寄せる力」を持っています。あなたの場合、ご主人への悩みの念いが心から発信されていて、上司はそれをなんとなく感じ取ったのでしょう。このままズルズルと深みにはまっていくと、色情霊等が寄ってきて、さらに不幸になっていくと思います。
理性的に考えてみてください。一時の感情を優先した結果、一生を台無しにする人は世の中に結構います。あなたも、職や社会的信用、親戚やご近所の評判など、何もかも一気に失って、それで、本当にいいのですか?
ご主人への気遣い
私が気になるのは、むしろご主人との関係です。ご主人との絆を取り戻さないと、その心の隙に、今後もいろいろなものが入り込んでくるかもしれません。一度よく自分を省みる時間をとってみてください。
失礼ながら、あなたには「私は仕事ができる。夫より稼いでいる」という自惚れ、慢心がありませんか? 妻の給料のほうが高い場合、ご主人はプライドを相当刺激されているはずで、これで「家事をやってくれない」などというと、ご主人は更なる、上から目線、に感じるでしょう。
愛において大切なことは、あなたがご主人から何をしてもらうかではなく、あなたがご主人に何をしてあげられるかではないでしょうか。それは感謝の言葉だったり、あるいはご主人がくつろぎ、癒される雰囲気の家庭にすることなど、いろいろあります。ご主人は本当は何を求めているのか、まずは知ろうとすることが大事だと思います。
本当の幸福は精神的なもの、にある
あなたは、「バリバリ外で稼いで好きなものを買って暮らすのが幸福だ」と思っているかもしれませんが、本当の幸福はもっと精神的なものです。それは安らぎや、夫婦としての一体感、共に社会の役に立てる充足感などです。単に男性に混じって出世競争に明け暮れるだけなら、何のために結婚したのかわかりません。平凡な家庭生活だからこそ得られる、ささやかな喜びや幸せに気づいたとき、あなたの人格にも変化が現れ、職場でもますます活躍できるようになるのではないでしょうか。
神様、仏様、天使たちや各自の守護霊など、地上の私たちをいつも見守ってくださる方々がいらっしゃいます。自我力にならず、天の温かなまなざしに包まれているのを感じながら、日々「正しくお導きください」と祈り、前述したように、自らにできる努力を続けてみてください。必ず、道は開けてくると思います。
※1 色情霊…異性との肉体関係に最高の喜びを得ようと地上の人間に憑りつく成仏していない霊のこと。
※2 守護霊…「魂の兄弟」のひとり。原則として魂は、リーダー役の霊である本体1と分身5の6人でひと組になっています。その6人が交代でこの世に生まれ変わります。その際、指導やアドバイスをするのに一番ふさわしい方が地上に生まれた人を支援してくれるのです。
ハッピー・サイエンス・サイトより
http://www.are-you-happy.com/?post_type=article_consultation
講師・金澤由美子指導研修局長
2015年06月14日
失明した私でも、努力で道が開ける!
「ザ・伝道」第113号より転載、編集したものを、更に独断要約(笑)、でもまだちょっと長い~(爆)
全文はこちら↓
http://voicee.jp/2015052911118

Sさん(30代・男性)
家業を継ぐ夢
私はみかん専業農家の長男として生まれました。
中学生の頃には、「将来、立派な果樹栽培者になるけん!」と決意し、自ら進んで農業高校に進学しました。1年生のときに、弁論大会で農業の今後の展望と自分の夢について語り、県の最優秀賞を受賞。すべてが順調のはずでした。
運命の一日
高校2年の秋の日。夕方、急に黒板の字がぼやけてきて、よく見えなくなりました。
それまで両目とも2.0あった私は、町医者で診てもらいました。「左目が0.01、右目が0.9ですね」
翌日、紹介された熊本市内の国立病院に行きました。
「視力は低下していますが、視神経の病気の場合、片目にきても両目とも悪くなることは少ないですから大丈夫でしょう」
それからは、毎日通院することになりました。
やるせない日々
入院から1カ月、ついに視力がゼロまで落ちました。心配した親戚や友人がお見舞いに来てくれましたが、私には誰が来たのかもよく分かりません。
「担任が、Sの病気を聞いて一晩泣いたげな」
約7カ月後、なんとか視野の外側がわずかに見えるようになったものの、それ以上の治療効果は見込めず、退院して自宅療養することになりました。
「自分も、いい加減、何かせんばいかん」
新しい生活
私は、4月から2年遅れで盲学校の2年生に転入しました。
「前の学校とあんま変わらん……」
ある日、友人が『神霊界入門』という本を持ってきました。
自分で本が読めない私は、比較的見えるその子に読み聞かせてもらえる時間が楽しみでした。
生まれ変わりのことや、天国や地獄について……。不思議な話が次々と出てきて、「へえ、あの世って、そうなるとや」と感心しながら聞きました。
新たな希望
『神霊界入門』の次は『太陽の法』という本でした。
仏とは何か、大宇宙の構造、守護・指導霊の存在……。
『太陽の法』に書かれていたことは、初めて聞く話ばかりで、私は休み時間が待ち遠しくてなりませんでした。しかし、まもなく夏休みに入って中断。
どうしても続きを知りたかった私は、自分で『太陽の法』を買って、家族に読んでもらいました。
「人間は、生きてゆく過程において、さまざまな困難にぶつかります。つまり、そうしたなかで、魂の修行をしていくわけです。これは、あらかじめ計画されていることです」
「魂にとっての修行」という教えに衝撃を受けました。
「──目のことを自分で計画してきたかは、分からんと。ばってん、見えんなかでもできる努力はあるとよ……」
それからしばらくして、また弁論大会があり、私は再び出場しました。
「私は、日本一の果樹栽培者を目指す途中で失明し、一時は無気力になりました。だけど、盲学校という新たな道に進み、そこでできる努力があると気づきました。いま、点字という手段を身につけようとしていて大変だけど、『ここから将来が開ける』と思うと、日々が充実しています……」
将来の夢、挫折、そして立ち直り――。
自分の気持ちを正直に語った弁論は、大きな反響があり、全国で最優秀賞を受賞しました。
不思議な縁
高校卒業後、専門課程で3年間学び、点字で鍼灸の国家資格を取りました。さらに、全寮制の鍼の研究機関のある東京に出ました。
1つ年上の研究生から声をかけられました。「『太陽の法』っていう本のテープがあるんだけど、とってもためになるから聴いてみる?」私は、早速借りてきたテープを聴きました。
「この教えをもっと学びたい!」いてもたってもいられなくなり、支部に連れていってもらいました。そして、幸福の科学に入信したのです。
「肉体に障害があっても、魂は健全である」「睡眠中には魂が肉体を抜け出して霊界に還っている」というお話を聞いたときには、納得するものがありました。
「夢のなかではちゃんと景色や相手の顔が見えてる……。やっぱり、魂が本質っていうのはほんとうなんだ!」
その後、私は青年部で一緒に活動していた女性と結婚し、クイックマッサージのお店に就職しました。
未来のために種をまく
会社勤めには、初めのうちは戸惑うことが多くありました。
周囲の人との協調が苦手な原因を反省すると、「結果を早く出したい」という気持ちが人一倍強いことに気づきました。
「今世の生き方が来世を決める……。そうだ、今は、来世への種まきでもあるんだ。結果がすぐに出なくも、努力が無駄になることはないんだ」
そう思って淡々と努力するうちに、結果を焦る気持ちもおさまっていきました。
仲間の優しさが身にしみて
やがて店長を任されるようになりました。しかし、この時期は仕事も家庭も大変でした。
関連店舗、3店の各スタッフに技術指導をする多忙な日々。
一方、家庭では、長男が誕生。私への手助けと育児で相当負担をかけていた妻は、精神的に参ってしまいました。
しかし、辛かったこの時期に身にしみたのは、「できることがあったらするから、何でも言ってね」と気軽に声をかけてくれる仲間のありがたさでした。
私は、多くの方々に支えられていることに気づき、人の優しさは素直に感謝の思いで受け、その分、自分もお返ししていけばいいと思ったのです。
「これが、幸福の科学で教えられている、愛を与え合うことの素晴らしさなのだ」と、胸が熱くなりました。
夢の実現に向けて
私は、総本山・未来館の研修を受けに行きました。
研修で、管理職として真に部下を生かすための厳しさや、患者さん自身の立ち直る力を信じる心など、大事なことを、一つ、また一つと気づかせていただきました。
「完全な人はいない」と学んでいるけど、それは、「これから素晴らしくなる可能性がある」ということでもある。自分が関わり合いをもつことで、何かしらの手助けをしたい、それらすべてが治療なんだ。そう実感しました。
研修後、しばらくして盲学校から、校外臨床実習の生徒を受け入れることになりました。
「治療家として、しっかりとした技術を身につけることは、第一ですが、患者さんの立場に立った治療をするためには、自分のなかに“心の柱”を持つことがとても大切です」と語りました。
「心に柱をつくるには自分を見つめることが大切です。そして、努力が心の柱をゆるぎないものにし、これから出会う人々との関わりを支える力になるんですよ」
施術の指導をしながら、心構えについて話すと生徒たちもやる気が出てくるのが分かりました。
実習後、学校から「生徒たちが、人が変わったようになって帰ってきました。どういう取り組みをしてくださったのですか」という問い合わせがきました。
そこから話が進み、学校に講義をしにいくことに。
あるとき、雑誌の記事で紹介されたのをきっかけに、自社でも社外向けに講習会を開くことになりました。
ハンディもプラスとしてとらえられる
私は、今、明るい未来を確信しています。目が見えなくても、理想を描くことはできますし、実現のための努力もできます。
人一倍の努力は必要かもしれません。でも、努力が無駄にならないと知って、どれだけ自分の魂を成長させることができるかを考えたら、ハンディもプラスとしてとらえられるようになりました。
全文はこちら↓
http://voicee.jp/2015052911118

Sさん(30代・男性)
家業を継ぐ夢
私はみかん専業農家の長男として生まれました。
中学生の頃には、「将来、立派な果樹栽培者になるけん!」と決意し、自ら進んで農業高校に進学しました。1年生のときに、弁論大会で農業の今後の展望と自分の夢について語り、県の最優秀賞を受賞。すべてが順調のはずでした。
運命の一日
高校2年の秋の日。夕方、急に黒板の字がぼやけてきて、よく見えなくなりました。
それまで両目とも2.0あった私は、町医者で診てもらいました。「左目が0.01、右目が0.9ですね」
翌日、紹介された熊本市内の国立病院に行きました。
「視力は低下していますが、視神経の病気の場合、片目にきても両目とも悪くなることは少ないですから大丈夫でしょう」
それからは、毎日通院することになりました。
やるせない日々
入院から1カ月、ついに視力がゼロまで落ちました。心配した親戚や友人がお見舞いに来てくれましたが、私には誰が来たのかもよく分かりません。
「担任が、Sの病気を聞いて一晩泣いたげな」
約7カ月後、なんとか視野の外側がわずかに見えるようになったものの、それ以上の治療効果は見込めず、退院して自宅療養することになりました。
「自分も、いい加減、何かせんばいかん」
新しい生活
私は、4月から2年遅れで盲学校の2年生に転入しました。
「前の学校とあんま変わらん……」
ある日、友人が『神霊界入門』という本を持ってきました。
自分で本が読めない私は、比較的見えるその子に読み聞かせてもらえる時間が楽しみでした。
生まれ変わりのことや、天国や地獄について……。不思議な話が次々と出てきて、「へえ、あの世って、そうなるとや」と感心しながら聞きました。
新たな希望
『神霊界入門』の次は『太陽の法』という本でした。
仏とは何か、大宇宙の構造、守護・指導霊の存在……。
『太陽の法』に書かれていたことは、初めて聞く話ばかりで、私は休み時間が待ち遠しくてなりませんでした。しかし、まもなく夏休みに入って中断。
どうしても続きを知りたかった私は、自分で『太陽の法』を買って、家族に読んでもらいました。
「人間は、生きてゆく過程において、さまざまな困難にぶつかります。つまり、そうしたなかで、魂の修行をしていくわけです。これは、あらかじめ計画されていることです」
「魂にとっての修行」という教えに衝撃を受けました。
「──目のことを自分で計画してきたかは、分からんと。ばってん、見えんなかでもできる努力はあるとよ……」
それからしばらくして、また弁論大会があり、私は再び出場しました。
「私は、日本一の果樹栽培者を目指す途中で失明し、一時は無気力になりました。だけど、盲学校という新たな道に進み、そこでできる努力があると気づきました。いま、点字という手段を身につけようとしていて大変だけど、『ここから将来が開ける』と思うと、日々が充実しています……」
将来の夢、挫折、そして立ち直り――。
自分の気持ちを正直に語った弁論は、大きな反響があり、全国で最優秀賞を受賞しました。
不思議な縁
高校卒業後、専門課程で3年間学び、点字で鍼灸の国家資格を取りました。さらに、全寮制の鍼の研究機関のある東京に出ました。
1つ年上の研究生から声をかけられました。「『太陽の法』っていう本のテープがあるんだけど、とってもためになるから聴いてみる?」私は、早速借りてきたテープを聴きました。
「この教えをもっと学びたい!」いてもたってもいられなくなり、支部に連れていってもらいました。そして、幸福の科学に入信したのです。
「肉体に障害があっても、魂は健全である」「睡眠中には魂が肉体を抜け出して霊界に還っている」というお話を聞いたときには、納得するものがありました。
「夢のなかではちゃんと景色や相手の顔が見えてる……。やっぱり、魂が本質っていうのはほんとうなんだ!」
その後、私は青年部で一緒に活動していた女性と結婚し、クイックマッサージのお店に就職しました。
未来のために種をまく
会社勤めには、初めのうちは戸惑うことが多くありました。
周囲の人との協調が苦手な原因を反省すると、「結果を早く出したい」という気持ちが人一倍強いことに気づきました。
「今世の生き方が来世を決める……。そうだ、今は、来世への種まきでもあるんだ。結果がすぐに出なくも、努力が無駄になることはないんだ」
そう思って淡々と努力するうちに、結果を焦る気持ちもおさまっていきました。
仲間の優しさが身にしみて
やがて店長を任されるようになりました。しかし、この時期は仕事も家庭も大変でした。
関連店舗、3店の各スタッフに技術指導をする多忙な日々。
一方、家庭では、長男が誕生。私への手助けと育児で相当負担をかけていた妻は、精神的に参ってしまいました。
しかし、辛かったこの時期に身にしみたのは、「できることがあったらするから、何でも言ってね」と気軽に声をかけてくれる仲間のありがたさでした。
私は、多くの方々に支えられていることに気づき、人の優しさは素直に感謝の思いで受け、その分、自分もお返ししていけばいいと思ったのです。
「これが、幸福の科学で教えられている、愛を与え合うことの素晴らしさなのだ」と、胸が熱くなりました。
夢の実現に向けて
私は、総本山・未来館の研修を受けに行きました。
研修で、管理職として真に部下を生かすための厳しさや、患者さん自身の立ち直る力を信じる心など、大事なことを、一つ、また一つと気づかせていただきました。
「完全な人はいない」と学んでいるけど、それは、「これから素晴らしくなる可能性がある」ということでもある。自分が関わり合いをもつことで、何かしらの手助けをしたい、それらすべてが治療なんだ。そう実感しました。
研修後、しばらくして盲学校から、校外臨床実習の生徒を受け入れることになりました。
「治療家として、しっかりとした技術を身につけることは、第一ですが、患者さんの立場に立った治療をするためには、自分のなかに“心の柱”を持つことがとても大切です」と語りました。
「心に柱をつくるには自分を見つめることが大切です。そして、努力が心の柱をゆるぎないものにし、これから出会う人々との関わりを支える力になるんですよ」
施術の指導をしながら、心構えについて話すと生徒たちもやる気が出てくるのが分かりました。
実習後、学校から「生徒たちが、人が変わったようになって帰ってきました。どういう取り組みをしてくださったのですか」という問い合わせがきました。
そこから話が進み、学校に講義をしにいくことに。
あるとき、雑誌の記事で紹介されたのをきっかけに、自社でも社外向けに講習会を開くことになりました。
ハンディもプラスとしてとらえられる
私は、今、明るい未来を確信しています。目が見えなくても、理想を描くことはできますし、実現のための努力もできます。
人一倍の努力は必要かもしれません。でも、努力が無駄にならないと知って、どれだけ自分の魂を成長させることができるかを考えたら、ハンディもプラスとしてとらえられるようになりました。
2015年06月06日
何億年もの孤独
ここで言われています仏とは、宇宙にも関係されていますエル・カンターレのことだと思うのですが、
忘恩の大河。何億年もの孤独。なんていうフレーズは、私たち、いえ、私のレベルでは、もうとてもとても思いつきませんです~。
この言葉を、深く心にきざんでおきたいと思います~。
仏は支える
いつもあなたは、独りではなかったはずだ。
父や母、祖父や祖母。兄弟姉妹。
先生や友人。見知らぬ他人。
いつも誰かが、あなたを支えていた。
そして、いつしか、仏があなたを支えるようになった。
偶然映ったテレビの科学番組。
キャスターが、「あなたのご先祖様は魚です。」と、わけ知り顔に解説する。
だが、あなたは人間として創られたのだ。
その魂も、その身体も。
忘恩の大河。
何億年もの孤独。
少しだけ微笑んで、仏は、あなたを、今日も支える。
あなたの家族も、この国も、かの国も、この星も、この宇宙も、
仏は黙って支えている。
ひたすらに、ただ、支え続けている。
心の指針31
2015年 ハッピー・サイエンス・カレンダー 6月より
忘恩の大河。何億年もの孤独。なんていうフレーズは、私たち、いえ、私のレベルでは、もうとてもとても思いつきませんです~。
この言葉を、深く心にきざんでおきたいと思います~。
仏は支える
いつもあなたは、独りではなかったはずだ。
父や母、祖父や祖母。兄弟姉妹。
先生や友人。見知らぬ他人。
いつも誰かが、あなたを支えていた。
そして、いつしか、仏があなたを支えるようになった。
偶然映ったテレビの科学番組。
キャスターが、「あなたのご先祖様は魚です。」と、わけ知り顔に解説する。
だが、あなたは人間として創られたのだ。
その魂も、その身体も。
忘恩の大河。
何億年もの孤独。
少しだけ微笑んで、仏は、あなたを、今日も支える。
あなたの家族も、この国も、かの国も、この星も、この宇宙も、
仏は黙って支えている。
ひたすらに、ただ、支え続けている。
心の指針31
2015年 ハッピー・サイエンス・カレンダー 6月より
2015年06月01日
人生相談・嫁姑問題
アー・ユー・ハッピーサイトより
http://www.are-you-happy.com/article_consultation/4472

地方で夫と自営業を営んでいます。ふたりの子供は社会人として独立し、現在は夫とふたり暮らし。家業も夫の代で終わろうと思っており、一昨年、長男(29歳)も結婚したので、親の務めを果たしたとほっと胸をなで下ろしていました。お嫁さん(28歳)もかわいらしくしっかりした女性で、長男とともに共働きをしています。私もそんな息子夫婦といい関係を築きたいと思っています。ですが気になることがひとつ。私が嫁だったころは、長男に嫁いだら「その家の嫁になる」という風潮がありました。しかしお嫁さんにはその感覚がない様子です。お盆やお正月などでも自分の実家に長く帰ってしまい、「長男の嫁」という自覚を持っていないような気がします。息子夫婦はわが家から車で30分の嫁の実家の近くにアパートを借り、暮らしています。わが家は本家なので将来は同居してほしいのですが、どうやら実家の近くに家を建てようとしているようです。息子に言ってもあまり取り合ってくれず、お嫁さんの意見を尊重している様子。関係を良好に保ちながら、どうやって思いを伝えたらいいでしょうか。(60歳・女性・自営業)
相手が同じ価値観を持っているとは限らない
お手紙を拝見し、「『長男の嫁だから同居するのは当然』と思う若い人というのは、今一体どれくらいいるかしら」と考えました。戦後日本は核家族化が進み、時代は急激に変わっており、一世代違うと考え方が相当ずれています。あなたは「長男の嫁のつとめ」を当然とする世代ですが、お嫁さんはそうした価値観の存在すら知らない可能性があるのです。しっかりしたお嫁さんとのことなので、おそらく自分自身の人生計画を持っているでしょう。単純に、子供ができても働き続けるために自分の両親の近くに住もうと考えているだけかもしれません。
現代の姑の心構えとは
たとえ言葉に出さなくとも「長男の嫁の自覚がない」と思っていると、それが仕草や態度、表情に出てしまい、お嫁さんはあなたから離れていくでしょう。
ですから、フランクな関係を築きたいなら、自分の価値観を一方的に押し付けないことです。「人にはそれぞれの考え方があり、時代が変われば新しい家庭のつくり方がある」と割り切り、寛容な態度を持つことが、お嫁さんの反発心を招かずに仲良く付き合うポイントだと思います。また、日頃からお嫁さんの長所や素晴らしいところを言葉に出して褒めてあげることで、お嫁さんも「お義母さんは自分を受け入れてくれている」と安心感を持て、心を開きやすいでしょう。
同居のことは、折を見てきちんと話し合ったほうがいいですが、そのときも、一方的に自分の意見を主張せず、まずはお嫁さんの話にじっくりと耳を傾け、相手の立場に立って、その気持ちを理解しようと努力してみてください。そうすれば「なるほど、そう考えるのも頷ける」というところも出てくるでしょう。そうした姿勢が、若い世代の考え方を吸収することにもつながります。その上で自分の希望を伝え、「お互いにとって一番いい形を一緒に考えましょう」と、どこまで歩み寄れるかを相談しましょう。双方が「これしかない」と譲らないでいると、平行線をたどるので、選択肢は複数考えておきましょう。ちなみに、今の自営業はご主人の代で終わり息子さんは家業を継ぐ必要がないとのことなので、もう一人のお子さんに同居してもらう選択肢もありますね。
無私の気持ちで他者のために生きてみよう
あなたは今までご主人と一緒に一生懸命働いてこられました。お子さん方を立派に育て上げました。それは本当に立派なお仕事だったと思います。そして今、第二の人生をさらに光で満たしていっていただきたいのです。そのために、視野をもう一段、家の外へと広げてみてください。
身の回りで悩んでいる人、苦しんでいる人はいませんか? あるいは、世界では飢餓や戦争で多くの人が苦しんでいます。そうした人たちを助けるため、日本にいながらボランティアや宗教活動などを通じて奉仕している人も、たくさんいらっしゃいます。あなたも、社会のために“スプーン一杯”の貢献を続けていきませんか? それは必ず、あなたの精神的な喜びになるはずです。金澤由美子
http://www.are-you-happy.com/article_consultation/4472

地方で夫と自営業を営んでいます。ふたりの子供は社会人として独立し、現在は夫とふたり暮らし。家業も夫の代で終わろうと思っており、一昨年、長男(29歳)も結婚したので、親の務めを果たしたとほっと胸をなで下ろしていました。お嫁さん(28歳)もかわいらしくしっかりした女性で、長男とともに共働きをしています。私もそんな息子夫婦といい関係を築きたいと思っています。ですが気になることがひとつ。私が嫁だったころは、長男に嫁いだら「その家の嫁になる」という風潮がありました。しかしお嫁さんにはその感覚がない様子です。お盆やお正月などでも自分の実家に長く帰ってしまい、「長男の嫁」という自覚を持っていないような気がします。息子夫婦はわが家から車で30分の嫁の実家の近くにアパートを借り、暮らしています。わが家は本家なので将来は同居してほしいのですが、どうやら実家の近くに家を建てようとしているようです。息子に言ってもあまり取り合ってくれず、お嫁さんの意見を尊重している様子。関係を良好に保ちながら、どうやって思いを伝えたらいいでしょうか。(60歳・女性・自営業)
相手が同じ価値観を持っているとは限らない
お手紙を拝見し、「『長男の嫁だから同居するのは当然』と思う若い人というのは、今一体どれくらいいるかしら」と考えました。戦後日本は核家族化が進み、時代は急激に変わっており、一世代違うと考え方が相当ずれています。あなたは「長男の嫁のつとめ」を当然とする世代ですが、お嫁さんはそうした価値観の存在すら知らない可能性があるのです。しっかりしたお嫁さんとのことなので、おそらく自分自身の人生計画を持っているでしょう。単純に、子供ができても働き続けるために自分の両親の近くに住もうと考えているだけかもしれません。
現代の姑の心構えとは
たとえ言葉に出さなくとも「長男の嫁の自覚がない」と思っていると、それが仕草や態度、表情に出てしまい、お嫁さんはあなたから離れていくでしょう。
ですから、フランクな関係を築きたいなら、自分の価値観を一方的に押し付けないことです。「人にはそれぞれの考え方があり、時代が変われば新しい家庭のつくり方がある」と割り切り、寛容な態度を持つことが、お嫁さんの反発心を招かずに仲良く付き合うポイントだと思います。また、日頃からお嫁さんの長所や素晴らしいところを言葉に出して褒めてあげることで、お嫁さんも「お義母さんは自分を受け入れてくれている」と安心感を持て、心を開きやすいでしょう。
同居のことは、折を見てきちんと話し合ったほうがいいですが、そのときも、一方的に自分の意見を主張せず、まずはお嫁さんの話にじっくりと耳を傾け、相手の立場に立って、その気持ちを理解しようと努力してみてください。そうすれば「なるほど、そう考えるのも頷ける」というところも出てくるでしょう。そうした姿勢が、若い世代の考え方を吸収することにもつながります。その上で自分の希望を伝え、「お互いにとって一番いい形を一緒に考えましょう」と、どこまで歩み寄れるかを相談しましょう。双方が「これしかない」と譲らないでいると、平行線をたどるので、選択肢は複数考えておきましょう。ちなみに、今の自営業はご主人の代で終わり息子さんは家業を継ぐ必要がないとのことなので、もう一人のお子さんに同居してもらう選択肢もありますね。
無私の気持ちで他者のために生きてみよう
あなたは今までご主人と一緒に一生懸命働いてこられました。お子さん方を立派に育て上げました。それは本当に立派なお仕事だったと思います。そして今、第二の人生をさらに光で満たしていっていただきたいのです。そのために、視野をもう一段、家の外へと広げてみてください。
身の回りで悩んでいる人、苦しんでいる人はいませんか? あるいは、世界では飢餓や戦争で多くの人が苦しんでいます。そうした人たちを助けるため、日本にいながらボランティアや宗教活動などを通じて奉仕している人も、たくさんいらっしゃいます。あなたも、社会のために“スプーン一杯”の貢献を続けていきませんか? それは必ず、あなたの精神的な喜びになるはずです。金澤由美子
2015年04月13日
留学娘の孤独克服法
「智慧を蓄える孤独の時間」(アユハ2015年5月号)より

〈質問〉
私の娘は今、ニューヨークで語学の学校に行きながら、芸術方面の勉強もしていて、自分磨きに頑張っています。しかし、親元を離れていますから、どうしても孤独感に襲われてしまうようです。そんな娘をいつも励ましているのですが、そうした若者たちに対し、異文化のなかで孤独と闘う智慧についてお教えください。
その「孤独感」こそが、実は海外留学のいちばん大事なところだと思うのです。海外へ留学した場合のみならず、仕事で行っても、それは孤独です。その孤独に耐えられない……という人はたくさんいます。壁が破れないとか、人間関係もうまくいかない、という人は多いです。
私も商社に勤めていましたけれども、海外駐在の商社マンの場合は、夜が遅いことが多いので、奥さんや子供がけっこう、家で孤独になっていました。
それで、会社ではそうした“発狂”しそうな状況にしてはいけないということで、女性社員なども、英文科を卒業したような、国際系の人をたくさん採用していました。社内結婚も割にあり、奥さんとして連れていくのですが、たとえば経理部などで、決算期に一カ月ぐらい帰るのが遅くなると、ご近所とのお付き合いなどが無い奥さんのほうが、ちょっと精神的に不安定になり、子供に暴力をふるったりするようなことが、百件に一件ぐらいの率で起きていました。
こうしたことは家族にも起きるし、留学や仕事で行っている本人にも、その孤独感はどうしてもつきまといます。ただ、感触としては、その孤独のなかで、耐え忍ぶ力がついたり、無力感なども味わったりすると思うのです。その人の学力や、社会的な評価などいろいろなものがありますが、こうしたものは、海外へ行ったときには取っ払われてしまうところがあります。
たとえば、うちのお父さんは偉い、といったことが日本では通用しても、海外へ行くと通用しなくなります。また、家が資産家であろうとなかろうと通用しないし、学歴も通用しません。やはり、“裸の個人”として見られるところがあります。その「孤独感」こそ実は、「智慧」を伸ばすチャンスなのです。その孤独に耐えていかなくてはならないのです。
私も恥ずかしながら、以前、商社に勤めていたころに、ニューヨークに赴任して、春ごろ、自由の女神を見ながら、故郷の徳島の菜の花畑が懐かしくて懐かしくて……(会場笑)。普通なら、田舎へ帰ったら退屈してすぐ帰ってくるのに、吉野川の近くの菜の花畑が懐かしくて「トホホホ」という感じになっていました。
すると先輩から、「おまえはバカか」といった感じで、「おまえのような〝かっぺ〟が来るところじゃなかった」というふうに思われ、「何くそ!」と発奮するということもありました。しかし、やはり夜も寂しいし、その状況で勉強を続けるというのは、大変なことだったのです。
そうした孤独のなかで本を読み続けたり、勉強したりするのはつらいもので、駄目になっていく人もたくさんいます。なかには本当に駄目になる人もいて、麻薬に手を出したり、酒浸りになったり、女遊びに走ったりと、破滅的になる人もいます。
それから、仕事で失敗してしまう人や、学業で失敗する人もいます。そういうリスクはあるのですが、その孤独に耐え抜いた方は、人間としては自立していきます。企業家になる場合でも、その精神的な強さが持ち堪える力になるのです。
中小企業などの場合、「自分の子供を後継者に育てたかったら、海外に出せ」とよく言われることがあります。やはりそうした孤独感と無力感のなかで努力して、自分でサバイバルをしなかったら無事には戻れない、という経験を積むことです。
それが実はプラスになって、あとで時間が経ってみると、いちばん懐かしい思い出に変わってくるのです。いちばんつらかった時代が、いちばん懐かしくて、いちばん輝いていた時代に見えてくるから、これが不思議です。そういうものなのです。

〈質問〉
私の娘は今、ニューヨークで語学の学校に行きながら、芸術方面の勉強もしていて、自分磨きに頑張っています。しかし、親元を離れていますから、どうしても孤独感に襲われてしまうようです。そんな娘をいつも励ましているのですが、そうした若者たちに対し、異文化のなかで孤独と闘う智慧についてお教えください。
その「孤独感」こそが、実は海外留学のいちばん大事なところだと思うのです。海外へ留学した場合のみならず、仕事で行っても、それは孤独です。その孤独に耐えられない……という人はたくさんいます。壁が破れないとか、人間関係もうまくいかない、という人は多いです。
私も商社に勤めていましたけれども、海外駐在の商社マンの場合は、夜が遅いことが多いので、奥さんや子供がけっこう、家で孤独になっていました。
それで、会社ではそうした“発狂”しそうな状況にしてはいけないということで、女性社員なども、英文科を卒業したような、国際系の人をたくさん採用していました。社内結婚も割にあり、奥さんとして連れていくのですが、たとえば経理部などで、決算期に一カ月ぐらい帰るのが遅くなると、ご近所とのお付き合いなどが無い奥さんのほうが、ちょっと精神的に不安定になり、子供に暴力をふるったりするようなことが、百件に一件ぐらいの率で起きていました。
こうしたことは家族にも起きるし、留学や仕事で行っている本人にも、その孤独感はどうしてもつきまといます。ただ、感触としては、その孤独のなかで、耐え忍ぶ力がついたり、無力感なども味わったりすると思うのです。その人の学力や、社会的な評価などいろいろなものがありますが、こうしたものは、海外へ行ったときには取っ払われてしまうところがあります。
たとえば、うちのお父さんは偉い、といったことが日本では通用しても、海外へ行くと通用しなくなります。また、家が資産家であろうとなかろうと通用しないし、学歴も通用しません。やはり、“裸の個人”として見られるところがあります。その「孤独感」こそ実は、「智慧」を伸ばすチャンスなのです。その孤独に耐えていかなくてはならないのです。
私も恥ずかしながら、以前、商社に勤めていたころに、ニューヨークに赴任して、春ごろ、自由の女神を見ながら、故郷の徳島の菜の花畑が懐かしくて懐かしくて……(会場笑)。普通なら、田舎へ帰ったら退屈してすぐ帰ってくるのに、吉野川の近くの菜の花畑が懐かしくて「トホホホ」という感じになっていました。
すると先輩から、「おまえはバカか」といった感じで、「おまえのような〝かっぺ〟が来るところじゃなかった」というふうに思われ、「何くそ!」と発奮するということもありました。しかし、やはり夜も寂しいし、その状況で勉強を続けるというのは、大変なことだったのです。
そうした孤独のなかで本を読み続けたり、勉強したりするのはつらいもので、駄目になっていく人もたくさんいます。なかには本当に駄目になる人もいて、麻薬に手を出したり、酒浸りになったり、女遊びに走ったりと、破滅的になる人もいます。
それから、仕事で失敗してしまう人や、学業で失敗する人もいます。そういうリスクはあるのですが、その孤独に耐え抜いた方は、人間としては自立していきます。企業家になる場合でも、その精神的な強さが持ち堪える力になるのです。
中小企業などの場合、「自分の子供を後継者に育てたかったら、海外に出せ」とよく言われることがあります。やはりそうした孤独感と無力感のなかで努力して、自分でサバイバルをしなかったら無事には戻れない、という経験を積むことです。
それが実はプラスになって、あとで時間が経ってみると、いちばん懐かしい思い出に変わってくるのです。いちばんつらかった時代が、いちばん懐かしくて、いちばん輝いていた時代に見えてくるから、これが不思議です。そういうものなのです。
2015年03月14日
自殺原因の悩みの処方箋紹介
自殺者減少もいまだ"戦死者並み" 自殺してはいけない本当の理由
2015.03.12 ザ・リバティ・ウェブより、抜粋・編集
日本で去年1年間に自殺した人は2万5427人、内閣府と警察庁が12日に発表した。生活苦や借金、就職の失敗といった「経済・生活問題」で自殺する人の割合が減ったという。毎年3月は、「自殺対策強化月間」と定められている。
身近な人の自殺を踏みとどまらせるためには、どのような考え方が必要なのだろうか。
「自殺防止サイト あなたに贈る真理の言葉」
http://withyou-hs.net/ では、自殺の原因となる「職場の人間関係」「過労」「お金・貧困」「病気」「失恋」「いじめ」など20の悩みの処方箋となる「生きるヒント」を紹介している。
その中から、一部紹介したい。
自殺の真実とは
1.「死ねば何もなくなる」という唯物論は誤り
日本では「死んだら終わり」という唯物論思想が浸透している。生きる苦しみからの肉体に宿っている魂こそ、人間の本質。自分の存在を消したくて自殺しても、魂は消えることはない。
2.「死ねば皆、天国」は誤り
自殺者の魂はストレートに天国に還ることはできない。釈尊の説いた「まいた種に応じた結果が現れてくる」という、原因・結果の法則により、自己憐憫や恨みの心で亡くなった人は同じ思いが渦巻いている世界(地獄)に行く。心を浄化して天国に上がるまでには、長い時間が必要だ。
3.自殺者の多くは「地縛霊」となり生前の10倍の苦しみや後悔を味わう
ほとんどの自殺者は、すぐにはあの世に旅立てない。本来の寿命がくるまで、死んだ事実に気付かず、亡くなった場所や家で地縛霊となり、後悔して苦しむことになる。苦しさのあまり、生きている人にとり憑いて「障り」を起こし、罪を重ねる霊もいる。
4.人生は一冊の問題集。自殺は尊い人生修行の放棄になる
人は偶然に生まれるのではない。時代や環境を選び、魂を磨くために苦難・困難を「問題集」として自ら設定して生まれてくる。自殺はこの問題集から逃げることであり、来世以降に同じ悩みや苦しみを味わうことになる。
自殺を考えている人に、「真実」を教えてあげて下さい
あなたのそばにも、いるかもしれない。誰にも言えないまま、人生の歩みを止めてしまう人が。だから、周りの家族や友だちに関心を持ち、大切な人の悩みに気づいてあげること、聴いてあげることが必要だ。そして、自殺した後に苦しみが待っているという厳然たる事実を教えてあげてほしい。
「知らない」ということは怖いことだ。間違った常識を捨てて真実を「知る」ことこそ、自殺を防ぐための「力」になる。本誌も正しい常識を多くの人々に伝え続けることで、日本から自殺をなくしていくために貢献していきたい。(真)
【関連サイト】
自殺防止サイト ドラマ「自殺をしてはいけない本当の理由」
http://no-jisatsu.jp/
2015.03.12 ザ・リバティ・ウェブより、抜粋・編集
日本で去年1年間に自殺した人は2万5427人、内閣府と警察庁が12日に発表した。生活苦や借金、就職の失敗といった「経済・生活問題」で自殺する人の割合が減ったという。毎年3月は、「自殺対策強化月間」と定められている。
身近な人の自殺を踏みとどまらせるためには、どのような考え方が必要なのだろうか。
「自殺防止サイト あなたに贈る真理の言葉」
http://withyou-hs.net/ では、自殺の原因となる「職場の人間関係」「過労」「お金・貧困」「病気」「失恋」「いじめ」など20の悩みの処方箋となる「生きるヒント」を紹介している。
その中から、一部紹介したい。
自殺の真実とは
1.「死ねば何もなくなる」という唯物論は誤り
日本では「死んだら終わり」という唯物論思想が浸透している。生きる苦しみからの肉体に宿っている魂こそ、人間の本質。自分の存在を消したくて自殺しても、魂は消えることはない。
2.「死ねば皆、天国」は誤り
自殺者の魂はストレートに天国に還ることはできない。釈尊の説いた「まいた種に応じた結果が現れてくる」という、原因・結果の法則により、自己憐憫や恨みの心で亡くなった人は同じ思いが渦巻いている世界(地獄)に行く。心を浄化して天国に上がるまでには、長い時間が必要だ。
3.自殺者の多くは「地縛霊」となり生前の10倍の苦しみや後悔を味わう
ほとんどの自殺者は、すぐにはあの世に旅立てない。本来の寿命がくるまで、死んだ事実に気付かず、亡くなった場所や家で地縛霊となり、後悔して苦しむことになる。苦しさのあまり、生きている人にとり憑いて「障り」を起こし、罪を重ねる霊もいる。
4.人生は一冊の問題集。自殺は尊い人生修行の放棄になる
人は偶然に生まれるのではない。時代や環境を選び、魂を磨くために苦難・困難を「問題集」として自ら設定して生まれてくる。自殺はこの問題集から逃げることであり、来世以降に同じ悩みや苦しみを味わうことになる。
自殺を考えている人に、「真実」を教えてあげて下さい
あなたのそばにも、いるかもしれない。誰にも言えないまま、人生の歩みを止めてしまう人が。だから、周りの家族や友だちに関心を持ち、大切な人の悩みに気づいてあげること、聴いてあげることが必要だ。そして、自殺した後に苦しみが待っているという厳然たる事実を教えてあげてほしい。
「知らない」ということは怖いことだ。間違った常識を捨てて真実を「知る」ことこそ、自殺を防ぐための「力」になる。本誌も正しい常識を多くの人々に伝え続けることで、日本から自殺をなくしていくために貢献していきたい。(真)
【関連サイト】
自殺防止サイト ドラマ「自殺をしてはいけない本当の理由」
http://no-jisatsu.jp/