2015年05月27日

号外!硫黄島の戦いは私たちの親・祖父母を救った

 ザ・リバティ号外 2015年5月24日 発行: 幸福の科学出版(株) No. 245  

戦後70 年の今、歴史の見直しが進みつつあります。大戦の中で、特に悲惨な戦いとして有名なのが「硫黄島の戦い」です。あの戦いは何だったのか──。大川総裁は20日、日本軍を指揮した栗林忠ただ道みち中将の霊を呼び、現在の考えを聞きました。

安倍首相は4月、米議会における演説で「硫黄島の戦い」に触れました。「かつての敵同士が和解した」と強調し、大きな拍手を受けます。しかしそれは、激しい戦いとして知られていることの裏返しでもあります。テレビのドキュメンタリー番組などでは、空腹、病気、絶望といった生々しい描写で紹介されます。当時の様子を見てしばしば語られる言葉は「無益な戦いを繰り返してはならない」というもの。
しかし、この戦いは無意味だったのでしょうか。

持久戦の意味と部下への感謝
 1945年3月、米軍は日本へ爆撃に向かうB29の中継基地として、硫黄島攻略を始めます。 硫黄島に送られた栗林中将は、持久戦を計画。本土侵攻を1日でも遅らせるためです。同島に18キロもの坑道を張り巡らせ、ゲリラ戦を展開しました。戦いが悲惨なものとして語られるのは、栗林中将が部下たちに、突撃して死ぬことを禁じたためです。今回行われた霊言の中で、栗林中将の霊は持久戦の意味をこう語りました。
 「長期的な構想を持って、忍耐強い日本軍というのは、彼らには理解できなかった。すぐ『天皇陛下
万歳』と突っ込んできて終わりになると考えていた。(中略)これは兵法戦だ」栗林中将の霊は兵士たちに対し、華々しく突撃させず、過酷な坑道掘りをさせ、ゲリラ戦を強いたことへのねぎらい、ついて来てくれたことへの感謝の言葉を述べました。

アメリカに本土決戦を止めさせた
 米軍にとって予想外の持久戦の結果、5日で終わると言われた戦いは36日間続きます。「硫黄島の
戦い」は、米軍が日本軍よりも多くの犠牲を出した、唯一の戦いであり、米軍屈指の強さを誇る海兵隊に「地獄の中の地獄」と言わしめました。パラオでの戦いや沖縄戦と並び、米軍に本土決戦を踏みとどまらせたといわれています。中将の霊は「私の大命は、国体の護持だった」と語ります。国体というのは天皇制に限りません。本土決戦で国内が戦場となれば、私たちの親や祖父母までもが犠牲になり、多くの文化も失われていた可能性があるのです。

英霊に感謝し強固な防衛力を
 栗林中将はアメリカ留学の経験もあり、敵国の情勢に精通した名将でした。もし日本の参謀総長であれば、戦局が変わったとも言われます。栗林中将の霊は、その戦略眼から敗戦の要因を分析。日本が国際情勢や軍事技術、兵站などに対する情報力や合理的な視点を失っていたと指摘し、「ジャーナリスティックに、日々に変わる色々な事情を解析し、(戦略を)変えていく力がなければ駄目なんだ」と述べます。栗林中将はその視点から、現代の日本の外交や国際情勢についても洞察。「日本が軍事力を強めれば、近隣諸国から孤立するどころか、中韓が穏やかになる」として、安倍談話の、軍事的、な意味、中国軍の弱点、アジア情勢の展望について語りました。
 私たちは命を懸けて日本を守ってくれた英霊たちに感謝しつつ、悲惨な戦争を繰り返さないためにも、緊張するアジア情勢を合理的に見据え、強固な国防体制を構築する必要があります。

号外!硫黄島の戦いは私たちの親・祖父母を救った

【写真】硫黄島の摺鉢山で星条旗を掲げる米兵6人。この後、日本の抵抗により3人が命を落とした。

号外!硫黄島の戦いは私たちの親・祖父母を救った

【写真】米軍はサイパンを攻略後、同基地から日本本土を空襲する爆撃機の中継基地として硫黄島を狙った。写真はウィキペディアより



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