2015年03月09日

昆虫生態研究所を飯山に誘致しよう!

飯山の自慢は、やはり自然がいっぱいということでしょうが、って言うか、長野全てがそうなんですけど(笑)
なので、今、注目されているところの昆虫の生態を研究する研究者、事業所を誘致して、建設し、一挙に世界最先端技術の仲間入りをしようではあ~りませんか(爆)

バイオミメティクス・生物模倣技術が未来を拓く

Earth Innovationメルマガより、抜粋・編集

◆「昆虫」の生態に秘められている「神の叡智」
昆虫というのは、約4億年も前から地球上に生息していたと言われています。
その間、急激な地球環境の変化にも適応しながら、進化してきた存在です。
ですので、昆虫の「身体」「生態」には、数億年をサバイバルしてきた「智慧」が結晶されており、
それは、人類がつくった「科学」の力も及ばないほど進化したものになっているのです。

たとえば、カイコはシルクをつくりだしますが、カイコと同じような質と量のシルクを、カイコと同じようなスピードで、“人工的に”つくろうとすると、莫大なエネルギーとお金がかかってしまうわけです。そんな人間の力を持ってしても簡単に作り出すことのできないシルクを、カイコはいとも簡単に、“超省エネ”で作り出してしまいます。

また、トンボのように、素早く、高速で飛行し、騒音もほとんど出さない機械や飛行機だって、未だ人類は発明できていません。昆虫が持つ能力には、人類の英知すらも及ばないものがあるのです。


◆今、「バイオミメティクス(生物模倣技術)」が熱い
今、こうした、昆虫や生物が持つ優れた「能力」や「機能」を、技術開発に活かしていこうとする分野が注目を集めていて、個人的にも、強く関心を持っています。
それは、「バイオミメティクス(生物模倣技術)」という分野です。(バイオミミクリー)

次の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nj1yhz5io20
これは、ドイツの会社が開発した、「BioniCopter」という、トンボを模倣してつくられたロボットです。

私たちの衣服についていたり、カバンについていたりするマジックテープ(ファスナー)。
これも、昆虫ではありませんが、衣服にくっつく野生のゴボウの実をまねしてつくられた製品だと言われています。

また、新幹線500系もそうです。
スピードの速さにともなう“騒音”の問題を解決するために、車体づくりの参考にしたのが、カワセミという鳥のクチバシの形状だったのです。
私個人的には、いずれ、宇宙船の開発においても「昆虫型」がつくられていくと思ってます。
メルマガで紹介した、今年注目の映画『ジュピター』の映画にも、虫型の宇宙船が出てきましたよね?
あれは、完全に「バイオミメティクス」です!
☆映画『ジュピター』予告編(7:00~10:00に出てきます)
https://www.youtube.com/watch?v=gQHKolIqBGs

◆生物学とテクノロジーの融合が未来を拓く鍵
かの、スティーブ・ジョブズは生前、こう言っています。
I think the biggest innovations of 21st century will be at the intersection of biology and technology. A new era is beginning.
(「21世紀のイノベーションは、生物学とテクノロジーが交わる場所から生まれるだろう。新しい時代がまさに始まろうとしているんだ」)

西洋近代文明は、「科学の力で自然を支配しよう」という考え方でこれまで進んできました。
しかし、今、時代の転換点に来ています。
「自然の中に隠された神仏の叡智に学んで、科学を再構築していこう」
とする、「信仰に基づいた新しい科学」が求められているのです。(鈴木純一郎)
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自然界にすでにあるもののなかにある発明、つまり、「神様の発明」をよく読み解く必要があるので、工学をやりながら、同時に、生物の研究も十分にしておいたほうがいいよ。デザインや性能の研究をして、例えば、そういうものをつくれないか。そういうものを機械で表現したら、どんな素材になるのか。どんなエネルギーや、どんな機能が必要になってくるのか。やっぱり、そういう発想の転換をしながらやっていくといいと思うね。(『ロケット博士・糸川英夫の独創的未来科学発想法』)
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