2015年11月06日

病気を治す医療と心の力

 アー・ユー・ハッピーサイトより、抜粋・編集 
2015・12月号
http://www.are-you-happy.com/eudaemonics/4837


〈質問〉
私は眼科のクリニックを経営しています。先般、フランスで開催された国際臨死体験学会に参加してきたのですが、欧米のドクターたちは、死後の世界や魂の存在はもはや否定できないとして、科学的にアプローチしていく段階まで進んでいます。そうした流れのなか、唯物論が大をなしている日本において、今後、次世代の医療者に向け、また、私たち医療者が腰を据えてやるべきことは何か、御教授いただければと思います。

医療の分野の唯物論問題
医療の分野に関しては、当然、唯物論の問題が出てきます。現実に、医者といえども、薬や機械がなかったら何もできないというのはそのとおりで、一応、薬や機械などがあると、何か戦える感じにはなります。ですから、唯物論を完全に否定して、医学系が成り立つかといったら、難しいものはあると思います。武器は武器なのでしょう。ただ、私はそうしたことを否定しているわけではないのです。医療機械を作る人も、いろいろ実験を重ね、より良くなるよう、それらに智慧を加えているということはあるわけです。智慧の結晶として医療機械が作られている場合もありますし、薬もいろいろな実験を重ねた上で「効果がある」というものを出してきているわけですから、まったくそれを否定する気はないのです。
しかし、教育を受ける過程において、やはり唯物論的になり、それ以外のことを言わなくなる傾向があって、極めて、占い師が断定的に言うような言い方をする医者が、薬剤師も含めて多いのです。「もう一生治りません」とか、「この薬は死ぬまで飲んでもらわないと駄目です」などと言うケースがありますが、「勝手に決めないでくれ」と思うところはあります(会場笑)。

反旗を翻す医師たちの出現
しかし最近は、医者のなかでも、反旗を翻している人が本をたくさん出し始めています。多分、底流ではうちの本などの影響をかなり受けているのかもしれません。ガンは切らないほうがいいとか、切って痛い思いをし、抗ガン剤を打たれて苦しみながら死んでいくのと、どうせ死ぬのだったら、痛くもなくてきれいに自宅で死ぬほうがよほどよいのではないか、といった考えも出ています。あるいは、「三日間ご飯を食べずに寝ていれば治る」と言い出す医者も出てきています。
あるいは、西洋の諺である「一日三食のうち、二食は自分のため、一食は医者のため」というのまで出してきている人もいます(会場笑)。要するに、二食食べれば病気にならないが、三食食べたら医者にかからなくてはならなくなる、ということです。このように諺まであるわけですが、中年以降は、そうした過剰摂取、食べ過ぎで病気になるケースは多いです。これは、オーバーカロリーと運動不足で起きており、実際にそういうことはあります。

宗教的奇跡がのぞむ場合の理由
オーバーカロリーにしても運動量にしても、これもある意味では唯物論的に計算できる部分もあるので、そうしたことも絡めた上で、人間の意思をどのようにコントロールし、習慣をつくるか、という問題だと思うのです。
ですから、宗教ができることとしては、ときどき当教団のさまざまな精舎で起きているように、奇跡のように病気を治せる場合もありますけれども、全部が全部治せるわけではありません。どのような恩寵があってその人が治るのか、ということについては、人それぞれに理由があると思うのです。
今まで、「カルマ・リーディング」的なものをやってきましたが、その方がそうした病気や特殊な状態になっている場合、「その理由はこれです」ということを、私が過去世リーディングまでして言い当てた場合は、ほぼ百パーセント治っています。職員も全部、治っているわけです。
  


Posted by ケニー爺 at 18:25Comments(0)医学・育児・病院